組織を動かす
群体マネジメント
組織は、正しい戦略があっても動かない。それは能力や意欲の欠如ではなく、群には群の論理があるのに個人にだけ働きかけているからだ。群を「第2の個」として診断し、動けずにいる構造を解く技術体系。立ち位置診断(3軸)、状態診断(6視点)、組織を動かす12の技法まで、再現可能な形に落としてある。
全文を読む →主 張
マニュアルにできるのは、手順までだ。ベテランが去るときに失われるのは、覚え書きにできる知識ではない。どこで違和感を持ち、何を捨て、なぜその順で決めたか——現場で毎日使われながら、一度も言語化されなかった判断である。
だから、形式知化では届かない。手順書を厚くしても、判断は乗らない。必要なのは記録ではなく移植だ。判断を構造として取り出し、別の人・別の組織・別の仕組みの中で再び動く形にする。
私はそれを、組織を動かす技術(群体マネジメント)と、知が両方向に育つ条件(相互性)の二つの体系で扱っている。この主張そのものは 判断移植テーゼ に、外れたと認める条件まで含めて書いた。
舘野 勉(たての つとむ)。新陳代謝の次のエッジに、不可欠な層を建てる。22年・4社を横断し、一貫して「組織の新しい部分を活性化する」領域に携わってきた。熟練者の判断を統合・再現する技術で特許を保有。現在はクラスメソッド株式会社 AIXCセンター長。
0 2 / 裏づけ
主張には、検証可能な裏づけを添える。数はいらない。構成が要る。
※ 数値・肩書きは公開済みの範囲のみを記載。更新日は本ページ末尾に置く。
0 3 / 体系
一本の仮説を、組織を動かす側と、知が伝わる側の、二つに下ろしたもの。
組織を動かす
組織は、正しい戦略があっても動かない。それは能力や意欲の欠如ではなく、群には群の論理があるのに個人にだけ働きかけているからだ。群を「第2の個」として診断し、動けずにいる構造を解く技術体系。立ち位置診断(3軸)、状態診断(6視点)、組織を動かす12の技法まで、再現可能な形に落としてある。
全文を読む →知が伝わる
同じ本を何十万人が読んでも、実践に変える人はごく一部だ。差は行動力ではない。人の受信は、他人からは書き換えられない。唯一の例外が、自分で出力して滑ったときだ。打ち合いは一方通行ではなく、打った側と打ち返した側の双方を変えていく。この性質を、人とAIのあいだ、そして組織の中に意図して設計する。
全文を読む →二つに通じる仮説
二つの正典に一本通っているのは、「熟練者の判断は、体系化すれば別の場所へ移植できる」という仮説である。群体マネジメント自体が、その実証でもある——本来なら一人の経験の内側で消えていく「組織を動かす判断」を、抽出し、構造化し、誰もが使える形にした事例だからだ。
テーゼの全文 →0 4 / 記録
やる前に、日付と数値で言う。終わったら、結果だけを書き足す。外したものも消さない。
※「たぶん」「見込み」は書かない。やめる条件も、始める前に日付と数値で決めておく。
0 5 / 受け取る
月2回。正典に入る前の草稿と、ここにしか書かない一言を送る。
「あなたの組織で、いま失われつつある判断はどこか」を洗い出す診断シート(PDF)。11の要素で群を読み、移植の優先順位を決めるための一枚。
※ プレースホルダ。配信ツール(Kit ほか)を確定したら、このフォームを発行タグごと差し替える。